長崎なんたらセンター(長いので覚えられない。以下、市民病院と書く)で、新型コロナ罹患者がお亡くなりになられた。
もともと基礎疾患があって、入院されていたそうだ。
市民病院といえば、私のおばさんのことを思い出す。
おばさんは末期ガンで市民病院に入院していた。
で、そろそろ危なそうだという話を聞いたので、ある日、お見舞いに行った。入院してから会いに行くのは、初めて。そもそも、会うこと自体が10年振り位、いやもっとだったかもしれない。
病院に行くと、おじさんがつきっきりで看病していた。おばさんは意識はあるけど、私が来ていることを認識できているのかも、わからないような状況だった。
おじさんは、「昨日も親戚が来ていて、話をしてたんだけどねぇ。今日はつらそうだよ。」と言っていた。
結局、翌日亡くなって、私が家族以外で最後の面会者になった。
仮に、である。
このおばさんに新型コロナの陽性反応が出ていたら、どうなっていたか。
当然、隔離されて、旦那さんの看護も不可能。家族以外の面会なんて、論外。
ううん、と考えさせられる状況である。