2019年12月27日金曜日

続・経済地理学会対馬特別例会を終えて

前回の続き。
今回は、ただの愚痴。

長崎新聞に以下の記事が掲載されていた。

韓国人客激減を受け、対馬への誘客「多角化を」

対馬観光のあり方検討会が市長に提言


私もこの提言書が出ることは知っていた。
この提言書が出る前に我々の例会は行われた。言うまでもないが、提言書の中身は我々の例会時には誰も見ていない。

そして当然、この提言書を作るために、多額の予算が投入されている。
我々は、タダ。私も相当の手出しは、している。

予算をかけた以上は、我々の提言より遥かに価値があるものなのでしょうね。
私は、県と市に頭を下げて登壇者を出してもらって、各方面にお金と気を使いまくり。

果たして何のためにそんなことをやったのかと、正直思う。
裕福な人が自分の名誉のためにやるのなら是非やって欲しい。私は決して裕福ではない。菊森理事長の1/5程度の年収しかない。多分。

2019年12月25日水曜日

経済地理学会対馬特別例会を終えて

12月21日に、経済地理学会西南支部・関西支部合同対馬特別例会を開催した。

プログラムは以下の通り
13:30 開場
14:00 開会
14:05〜14:45 講演1 長崎県と対馬市の周辺地域性と雇用問題
          前田 陽次郎(長崎農産品貿易株式会社)
14:50〜15:30 講演2 ボーダースタディーズから見た対馬の韓国人観光
          花松 泰倫(九州国際大学特任准教授)
休憩
15:45〜17:15 シンポジウム 国境の島・対馬の未来を考える
     座長 高木彰彦(九州大学教授)
パネリスト    中崎謙司(長崎県文化観光国際部長)
        桐谷雅宣(対馬市副市長)
        花松泰倫(九州国際大学)
        松井健一郎(長崎県立大学地域創造学部3年)
        池田千恵子(大阪成蹊大学)

対馬の観光客急減を受けて、私が1人でも多くの人を対馬に呼びたい、ということで、開催を企てたものだ。あくまで支部例会だが、参加者は全国から募って、実際に北海道や東北からも参加して頂けた。

企画した人間が講演するのも良くないのだが、誰も止めないし、たまにはいいかと思い、話をさせて頂いた。

参加者は非会員も含めてちょうど50人。本当は会員だけで50人集めたかったのだが、皆さんからは良く集めたと褒めて頂いたので、良しとしよう。

長崎県文化観光国際部長や対馬市副市長にまで登壇して頂き、ほんとうに感謝している。


で、話の中身はここでは書かない。1つだけ言いたいこと。

長崎には大学の先生が沢山いるんだから、他の人もこういう会を対馬で開くことは可能じゃないんですか?って、正直思う。

全国大会を開くのは色々手間と時間がかかるけど、今回のように支部例会クラスなら、幹事がちょっと頑張れば、すぐに出来るんじゃないかな。

なんで八百屋ができて、税金から給料を貰っている大学教員ができないんだろうか、と、強く言いたい。今回は、それだけ。