この記事と似たような内容です。
「東アジア評論」第13号に拙稿が掲載されました
今回は、インバウンド観光が対馬の経済に与えた影響に関する論考になります。
タイトルは「長崎県対馬市における韓国人観光客数の動向と地域経済」です。
残念ながら論文自体は、掲載後1年間ネット上では公開されませんので、読みたい方は『経済地理学年報』を購読している図書館に行かれるか、直接私まで連絡して下さい。
今回は査読付きの学術論文です。きちんと学会内で審査をされて、掲載に値すると認められたものです。それなりに価値はあります。
それ以上に個人的に自慢したい(?)ことは、この論文を書いた際に、私はどこの研究機関にも所属しておらず、かつ内容が自分の仕事とは全く関係のないものだ、ということです。完全に趣味で書きました。
緊急事態宣言が出て市立図書館が閉鎖されたり、大学図書館が学外者立ち入り禁止になったりで、色々とやりにくい面はありました。それでも、今の時代はインターネットを使えば、かなり自宅で研究を進めることが可能だ、ということも、わかりました。
「在野の研究者」という言葉は、定義があいまいなのであまり使いたくないのですが、少なくとも査読付きの学術誌に掲載される論文を書いたのであれば、「在野の研究者」という言葉を使ってもいいのかな、とは思っています。