コロナ騒動で止まっていた長崎港へのクルーズ船寄港、他港に比べて申し込み再開はちょっと遅れましたけど、順調に増えています。
という訳で、2023年4月の寄港予定です。
もう13回入ってます。
中国路線が復活していないのに、すごい戻り方ですね。ライバルの状況を見ましょう。
寄港数日本一だった博多港。
こちらは中国便が復活しない影響で9回です。長崎港より少ないです。
もっとも、中国便が中心だった時でも単月では長崎港の方が博多港より多かった時もありましたけどね。
そして現在日本一の横浜港。
21回です。
但し、これは日本船が横浜港発着なので、その分数が多くなってます。
「飛鳥Ⅱ」と「にっぽん丸」の日本船籍分が7回。外国船は14回で、長崎といい勝負です。
ということは、あと10日ほどありますから、長崎港の寄港数が今から増えれば、横浜を抜いて外国隻クルーズ船では今月日本一になる可能性も、まだあります。
横浜港はこれまで東京のお客さんが乗り降りするのに利用されてきました。
ところが東京・お台場に東京港新ターミナルが開設されたので、横浜から東京に流れる船が相当数出ると予想しています。横浜だと大型船は大黒ふ頭という町外れのコンテナ埠頭を利用せざるを得ず、乗客に相当不評でした。出入国審査は大桟橋でやって、そこからバス移動ですから。国際航路だと空港の国際線みたいに出入国審査を港でやらないといけません。
それに対して東京港ターミナルはお台場です。
その東京港。
まだ9回です。
でも、せっかくクルーズターミナルを作ったのにコロナで全く利用されていなかったので、これだけでも利用されて、ひとまず良かった、という感じでしょう。
長崎港の価値が国際的に見てどれだけ高いか、ということを、是非県民の方に知って頂きたいです。2バース化しても、かなり利用率は高いと思いますよ。