2020年12月13日日曜日

長崎市副市長の感染は「気の緩み」が原因なの?

長崎市の武田副市長が新型コロナウイルスに感染した。

長崎市副市長がコロナ陽性 市長「誰でも感染する」 危機感あらわ

「気の緩み」で感染拡大するのであれば、副市長には気の緩みがあったのでしょうね。

そして、長崎市は感染防止対策が足りなかったのでしょう。市役所の運用を考え直しましょう。職員はマスク着用はもとより、全員職務中はフェイスシールドの着用を義務づけましょう。

こんな考え方、もう馬鹿らしいと思いませんか?長崎県教育委員会はこれをやったのですよ。長崎県は長崎市に対し、さらなる感染対策強化を要求しましょう。

北陽台高校の感染防止対策を見て具合が悪くなった


私は最初から主張しているが、そもそも新型コロナの感染をゼロにすることは不可能なのである。それはインフルエンザの感染をゼロにしよう、というのと同じレベルのこと。ほぼ不可能であるし、それを実行しようとすると、弊害が大きすぎる。

そして、罹った所で50歳未満であれば、新型コロナの恐怖はインフルエンザ以下なのである。ここではっきり厚生労働省新型コロナ対策推進本部の参与も務める高山義浩氏が言っています。その程度の病気に対し、ここまでの対策を取る必要があるのか。しっかり考え直す時期に来ていると思う。


今の新型コロナウイルス対策は、科学的根拠がないことを、感情だけでやたら強調している所に大きな問題がある。前回も書いたが、マスク着用に感染拡大防止効果があることは、学術的に証明されていない。多分、長崎大学の専門家はそのことがわかっているから、長崎県や長崎市が出している感染防止対策に、マスク着用は強調されていない。

マスク着用に効果があるのであれば、国民のほとんどがマスクを着用していないスウェーデンでの感染が他国に比べて大きくなっていないといけない。しかし実際には、他国と比較して大きな差はない。スウェーデンの政策決定をしているテグネル氏は、国民にマスク着用をさせない理由として、学術的にマスクの効果は否定されているという根拠とともに、「マスクを着用することで国民が安心してしまい、他の感染防止対策を怠るようになる。」ことを挙げている。

日本の状況を見ていると、まさにこの通り。北陽台高校でも換気の徹底は言わずにマスクやフェイスシールド着用を言い出したり、接待を伴う飲食店でもフェイスシールドで感染防止をしていた、などという報道が出る。マスコミも感染拡大を止めたいのなら、換気が十分だったのか、ということを、マスク着用以上に報道すべきなのだ。前回に引き続き書くが、長崎県からの「お願い」では、飲食店に対し換気の徹底は要望しているが、マスク着用には言及していない。

https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2020/12/1607497350.pdf

上のリンクの6番目に書いてある。

この辺は、長崎大学の専門家が出すメッセージが間違っているのだ。国が間違ったメッセージを出しているのだから、少なくとも県内においては、国のメッセージに負けない位の圧力で、正しいメッセージを出さないといけない。一線級の研究者であるという自負があるのなら、国が間違っていると堂々と言えるはずだ。言えないのなら、そういう研究者を税金で養う価値はない。そんな税金があるなら、私を国立大学で雇え(苦笑)。長崎大学の研究者も、自分たちは世界のトップ級にいるという自負はあるんだろうから、何故国に遠慮して演壇の上でもマスクを付けて講演するなんていう、非科学的な行動を取るのか。その時点で私は彼らの研究者としての能力を疑っている。

結論からいえば、市民が無理なくできる範囲で、経済社会活動に悪影響を与えない程度の感染対策を取り、感染したら仕方がないと思えるようにしないといけないのだ。もちろん換気が悪かったりどんちゃん騒ぎをするのは良くないが、インフルエンザ程度の感染対策を取っていて、罹ったら仕方がないと思える社会にしなければならない。長崎大学の泉川教授も、「インフルエンザ程度の対策でいい」とおっしゃってたはずなんだけど、どうなっちゃったんでしょうね?考え方を変えたとは思わないので、自分の意見を封じ込めちゃったでしょうね。


国が間違ったメッセージを出しているのも、間違った思考回路を持った人が「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の構成員に入っているからだ。特に問題なのが、平井鳥取県知事だと思われる。

平井知事は全都道府県知事の中で一番まともな人だと思っていた。しかし極度のコロナ脳で、まともな思考ができていない。コロナ脳は頭の良さとは関係なく発症するというのが今回の騒動でよくわかったが、その一例である。

それに対し、和歌山県知事はコロナ騒動の初期から実に適切な対応を取られている。

この和歌山県知事からのメッセージは必読である。

新型コロナウィルス感染症対策(その44) ‐大阪が危ない。日本も危ない。‐

私が日常から言いたいと思っていたことを、実にわかりやすく整理されている。


この図である、医療現場のひっ迫を解消するために、国民に行動・営業の自粛を求めるのは、ちょっと短絡的で行き過ぎじゃないの?ということだ。その前にやるべきことは、ある。

医師会の人たちは頭が悪いので、論理的に物事を考えられない。だから、途中をすっ飛ばして最後の所に行ってしまう。さらにタチが悪いのは、医者が言うことには無条件に国民が従うし、従うべきだというふうに思い込んでいる。まわりがそう思い込ませる行動を取るから問題なのだが、医療現場でやるべきことをやらずに、いきなり市民国民の行動を制約するようなお願いを出すのはおかしい。そしてお願いをするのなら「自分たちの準備・努力が足りなくてこういう事態になったので、申し訳ありませんが国民の方々にも協力して頂きたいです。」と頭を下げるべきだ。医者というのは、人に頭を下げるという行為ができない人種なので、言うだけ無駄なのだが。

今回の医療機関のひっ迫の原因は、新型コロナ患者に対する過剰な病院の対応を要求されていることだ。これは初期から言われていることで、何故秋の余裕がある時期に、ここを改善するように国に対して医療機関側から強く要望しなかったのか。完全に医療側の怠慢である。その怠慢のツケを、今になって国民に押し付けるというのは、おかしな話だ。まずは自分たちの怠慢を認めることが先である。

和歌山県知事が言うのは、上に挙げた部分で、国民にお願いする前に出来ることはあるだろう、ということだ。知事の立場から見ると、自分の管轄である途中の保険医療行政・保健所の対応で取るべき対応はある、と書かれている。早い話が、医療関係者の言うことを鵜呑みにするな、ということだ。まさにその通り。行政は医療現場と国民の間に立ち、両者の間で均衡できる施策を取るべき立場なのである。医療側からの意見を一方的に受け入れるのは、自らの責任を放棄していることになる。今の政府有識者会議は、完全に医療側からの要望を伝える場になっており、それをそのまま受け止めない菅総理は、きちんと仕事をしているのだ。

長崎県知事は自らの考えを持たない人なので、医療側の意見を丸のみしている。

長崎県知事は科学的根拠をもとに規制をかけるべき


多分、であるが、知事の方針は、ゴールデンウイークの頃は思考力のない医師会の人たちの意見を丸のみしていたのだろうが、その後は長崎大学医学部の専門家の意見を採り入れるようになっていて、割と正常化しているのではないかと感じている。知事が全ての事象について知識を持ち判断するというのは不可能である。専門家の意見を仰ぐのは当然であり、その限りにおいて知事を批判するつもりは毛頭ない。だったら長崎大学の専門家が、もっと正しいメッセージを積極的に、少なくとも沖縄の高山医師程度には発信してもらいたい、というのが長崎市民としての私の気持ちである。

2020年12月11日金曜日

長崎県にも新型コロナの第3波がやってきたの?

 私は医療の専門家ではないので、確かなことは言えない。

但し、経済学の専門家ではあるので、統計は普通の人より遥かに読める。なので、統計資料をもとにした分析は、医学の専門家よりはきちんと出来ていると思う。

とりあえず、過去の記事を読んで頂ければ、私が新型コロナの流行や対処法について、ほぼ正しいことを言っていることは、確認できるはずだ。

また新型コロナに関する話は、医療の専門家が見る場でも頻繁に発言している。間違っていることを言えば、きちんと訂正してもらえる仲間に恵まれているお陰で、おおむね正しいことを言っていると思っている。


長崎県は現状、他県に比べて「第3波」が来ていない。直近1週間の人口10万人あたりの陽性者数は、全国45位だそうだ。下から3番目、間違いなく、少ない数字である。

ここの2参照。

この理由については、以前ブログに書いた。長崎は今年の1月に第1波が来ていて、世間では第2波だった時にすでに第3波を迎えているから、もう感染しても広がらないか軽症・無症状で済んで気付いてないんじゃないか、ということだ。

長崎で新型コロナは流行していないのか?

これは医学的な裏付けは全くありません。ただの個人の感想です。

では第3波は来ないのか。来るだろうけど、小さな波じゃないか、というのが、私の予想。これも、個人の感想です。

但し統計的に言えることは、世界中を見ても、寒い国からこの冬の流行は始まっている。日本でも北海道から始まり、東京・大阪で流行した。冬になれば流行が起こる、ということはずっと前から言われていたことで、その通りになっている。では長崎で流行が起こらないかといえば、どうやら福岡でも流行がやってきた感じで、単純に日本の中で相対的に暖かい地方は流行が始まるのが遅かったと考えるのが自然だろう。長崎でも、これから第3波がやってくると思っておく必要は、ある。


そもそも新型コロナの感染拡大を防ぐ方法はない、というのが世界の状況を見た結論だと言っていい。台湾やニュージーランドのように、早期に外国との行き来を遮断してしまえば、国内での感染を広げないことは可能だが、永遠に国境を開けなくなってしまう。

日本の離島だって同じこと。感染を起こさないためには、永遠に島と外部との行き来を閉ざさないといけない。それなら健康被害が少なく済む夏の間に感染が広がった方がまだマシだということを、7月に書いた。

「Go Toキャンペーン」活用して都会から観光客を呼び込もう

この記事に書いたことは、今振り返っても大筋正しかったと思う。冬になって感染が広がった北海道の離島では、今大騒ぎになっている。それに比べて長崎県の離島は、まだ夏に感染者が出たから、冬の被害は少なく済むだろう。

もちろん長崎県の離島でも、年末年始に感染者が出るだろうが、だからと言って帰省した人を責めてはいけない。いずれ感染者は出るのだ。問題を先送りにするべきではない。また万が一感染しても、長崎県の離島では大事に至らずに済んでいる。以前さんざん悪口を書いたが、ここは長崎県の医療体制を信用しよう。

長崎県のコロナ対策は目的が見えないことが問題


そして昨日、長崎市の飲食店でクラスターが発生した。

長崎市が過去最多の12人の新型コロナ感染を発表 接待を伴う飲食店でクラスター

そりゃ、必ずどこかで起こります。感染した人を責めてはいけません。

但し、感染原因はしっかり突き止める必要がある。それをやらないと、夏の長崎北陽台高校の集団感染と同じで、経験を活かすことができない。もし北陽台高校できちんと原因を探り結果を全国に公表していれば、全国の学校での集団感染を防げた可能性があるので、残念でならない。

北陽台高校の感染防止対策を見て具合が悪くなった


では今回の集団感染について。

2つ前のニュース記事から引用する。

店はフェイスシールドを準備するなど感染対策を行っていて、来店客の名前や連絡先を把握していることなどから、今のところ、市では店名の公表はしない方針です。

はっきり書きます。フェイスシールドは感染対策にはなりません。

マスクやフェイスシールドは飲食店では無意味です。きちんと換気をして下さい。それがほぼ唯一で最大の対策です。

これは完全に東京の専門家の言い方が間違っているのが悪い。何が対策になるのか、きちんと伝えていない。効果のない対策を取っても、意味がない。感染を起こしておいて、「対策は万全に立てていたけど、感染が起こったから仕方がない」と言うのは、大間違い。感染を起こさないような対策を取れていたのなら、取らなかった方が悪いのだ。先の北陽台高校の件も同じ。私は換気不足が原因だと思っているが、それをきちんと検証せずに、マスクだのフェイスシールドだの、意味のない対策を強化しても、また感染を起こす可能性は変わらない。それでは長崎県の教育と同じで、何の進歩もない。できないことをできなかったといって責めるのは良くないが、できることをやらずに、対策はやっていたから仕方がないと済ませてはいけないのだ。何度も繰り返すが、それでは長崎県の教育界と同じである。


その辺、長崎大学の専門家はきちんとしていると思っている。多分、長崎県や長崎市が打ち出す感染対策は長崎大学が監修している。国の対策より、遥かにまともだと、私は感じている。

という訳で、さきほどのスライドを再度引用。

https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2020/12/1607497350.pdf

これの6番。

飲食事業者におかれては、適切な換気やパーティションの設置、料理を取り分けるなどの工夫をお願いします。

どこにもマスクだのフェイスシールドだの消毒だのとは書いていない。換気が第一、飛沫を防ぐのはパーティションと料理の取り分け。それだけだ。

飛沫防止はケースバイケースだと私は思っていて、例えばバイキングの料理は、料理を取る時に唾を飛ばさなければ大皿でも全く問題ない。パーティションにしても、ラーメン屋のカウンターみたいな所で1人ずつパーティションに区切ると、そこの換気が悪くなってウイルスがその席に溜まり、次に座った人が危ない、ということもある。パーティションは換気と引き換えの部分があるので、そこは場所の状況を見て考えるべきだ。専門家じゃないので明確には言えないが、理屈的にはこういうことになる。


そもそも、何で世間の人はマスクが万能だと思っているのか、私にはよくわからない。カラオケで歌う時にマスクをしていたって、換気が悪ければ集団感染は起こる。逆に、マスクをつけなくても、飛沫を直接浴びないように注意していれば、換気をきちんとしておけば感染は起こらない。間違っていたら、専門家の方、意見を下さい。

マスクを着用しないことで有名なスウェーデンでも、専門家が「マスクを着けると、それで安心して他の対策を怠る可能性があるから、マスク着用は推奨していない。」とはっきり言っている。私も先月スウェーデンに行ってきたが、ソーシャルディスタンスの対策は、日本より遥かに徹底していて、私には過剰対策に見えた。

そしてスライドを見る限り、長崎県は正しいことを言っていると思う。ただ、長崎大学の専門家が東京の人たちに気を使って、大きな声で正しいことを強調して言っていないのではないかと、普段から私は感じている。

長崎で大きな感染拡大を起こさないためにも、長崎県では「正しい指導」を飲食店に対して行って欲しい。せめて換気状況を調べるためにCO2測定器を置きましょう、という位のことは言って欲しい。逆効果にもなり得る、座席をパーティションで区切ることより、遥かに有効な感染防止対策なのだから。

2020年12月8日火曜日

「管理型旅行」をまず対馬で開始しよう

最初に書いておきます。まず実現不可能です。

でも、書きます。

韓国の報道だが、⽇本政府がオリンピックを控えて「管理型旅⾏」から開始しようという動きを⾒せているそうだ。

【独自】日本政府が金浦-羽田路線再開を要請、韓国政府は「コロナがあるので…」と拒否

上記記事の中から引⽤。

さらに⽇本側は、⼩規模旅⾏も再開しようという⽴場を韓国当局に伝えているという。公共交通機関の利⽤を禁⽌する条件でガイドが防疫の責任を負い、⼤型バスに10-20⼈だけ乗せて空港-観光地-ホテルのみを回る形式の旅⾏を検討しようというのだ。⽇本は来年の東京オリンピックのため「管理型旅⾏」を活性化する必要があると判断し、こうした⽅式を提案したといわれている。

対⾺にぴったりだと思いません?

現地の⼈の話だと、この件に限らず対⾺が実験台にされるのは市⺠感情からして認められないだろう、とのこと。

私もそのことには完全に同意する。地元が求めないことを国が押し付けてもいけない。GoToトラベルキャンペーンにしても、除外するかはあくまで地元の意⾒を尊重する、というのが国の⽅針だ。最初に「まず実現不可能です」と書いたのも、地元の多数派が「管理型旅⾏」による韓国⼈観光客の受け⼊れを望んでいるとは、思えないからだ。

だからここから先に書くことは、余計なお世話でしかないのだが、とりあえず書く。


JR九州がビートル廃⽌の⽅向性を打ち出した。

対馬「混乗便」休止へ JR九州高速船 国際線再開後も寄港せず

これは個⼈的には九州郵船が路線を引き継ぐなり、地元で新会社を設⽴して何とか路線を維持するとかの策を早めに練る必要があると思っているが、その話はここではしない。

JR九州は現在所有しているジェットフォイルを売るのだろうが、すぐには売れないだろう。だから、とりあえずはこの「管理型旅⾏」で⽐⽥勝釜⼭航路を復活させ、有効活⽤させるとJR九州の経営も助かるし、ある意味対⾺側からJR九州に恩を売ることになり、航路継続のわずかな可能性を残すことにもつながる。

「管理型旅⾏」を契機に、対⾺における韓国⼈観光旅⾏を正常化させる道筋をつけることもできる。

「管理型旅⾏」を許可するのは、⽇本資本の業者に限るという制限を付ければいい。当然ガイドも⽇本側が認めた⼈のみ。そうすることによって、悪質な韓国⼈添乗員を追放することができる。⻑期的には韓国⼈添乗員も免許制にして⽇本側が適性の判断をする制度を作る。そして悪質さが認められたら⽇本への⼊国を停⽌する措置を取るようになれば、韓国⼈ガイドの正常化にもつながる。

当⾯は宿泊施設は韓国資本の所に限るようにしてもいい。⽇本資本のホテルは、せっかく⽇本⼈観光客が増えているのに韓国⼈が来るようになれば、悪評が⽴つので避けるだろう。

免税店は、もともと韓国⼈しか相⼿にしていなかったのだから、この旅⾏が再開されたら、また開店するだろう。

バスの運転⼿が嫌がりますか?私が運転しますよ。私は⼤型⼆種免許を持ってますから。いつでも声をかけて下さい。ヤマダさん、よろしく(苦笑)。

そしてこの時期だと、多少⾼くても参加する韓国⼈は相当いると思われる。これを期に、韓国⼈向けの対⾺ツアーを、もう少し妥当な値段に引き上げることも可能だ。

⾊々と可能性は広がると思うのだが、まあ島⺠感情からして、無理でしょうね。

2020年11月15日日曜日

修学旅行生に過剰なコロナ対策を押し付けないように

 アメリカ海軍におけるコロナ対策の結果が出た。

手短に言えば、「軍隊ほどの徹底した感染対策をしても、コロナウイルスの感染拡大は防げない」ということだ。

米軍でも防げない感染拡大を、どうやったら民間人が防げるのだろうか。


沖縄県で感染対策をされている高山医師が、修学旅行生への対応についてFacebookで答えられている。

リンクを開くと動画が出るが、動画ではなく、横についているコメントを見て頂きたい。

要点をいえば、修学旅行生同士であれば、感染するのならどこかで感染する。どうせ感染するのだから、過剰な対策を取って不愉快な思いをさせる必要はない、ということだ。


世間の感染対策は、何が目的なのかわからなくなっている。完全に感染を防ぐのは不可能である。絶対に風邪のウイルスを貰ってくるな、と言うのと同じこと。世の中から風邪を撲滅させることは不可能。新型コロナウイルスだって風邪のウイルスである。だから撲滅させることはできないし、感染を完全に防ぐことだって不可能である。

心ある医師は、当初は「インフルエンザ並みの対策でいい」と言っていた。しかしそうした人も世間の圧力に潰されて、この手の発言はできなくなっている状況だ。

完全に防ぐことができなければ、過剰な対策を取るのはデメリットしかない、というのが、高山医師の基本的な考え方のようである。

修学旅行対策にしても、そうだ。過剰な対策を取ることにより、楽しいはずの修学旅行が、きゅうくつでつまらないものになっては、意味がない。


まあ、長崎県民からしたら、「結果はどうあれ、努力したことに意味がある。」という発想が基本にあるのだろう。仮に感染者が出ても、「努力したんだから、仕方がない」と思える。そう、結果より過程のほうが大事なのが、このブログでも繰り返し書いている、長崎県の基本的な姿勢なのである。

しかし修学旅行で来るのは長崎県民ではない。都会の人を受け入れるのであれば、もっと都会的な合理的な発想で受け入れるべきだ。時期的にはちょっと遅くなったが、「その対策は過剰じゃないですか?」ということを、受け入れ側には1度考えることを心がけて欲しい。



2020年11月12日木曜日

長崎で新型コロナは流行していないのか?

 世間では新型コロナの第3波がどうたらこうたらで、大騒ぎになっている。

それに比べて、長崎県では検査陽性者があまり出てこない。

これは何故なのか?

私が有力な理由として考えているのは、長崎市民はもう何回も新型コロナに罹っていて、今さら罹っても、ほぼ無症状で終わっているのではないかということだ。

以前の記事でも書いたが、長崎市民の間では、今年の1月に新型コロナの流行が起こっていたのではないかと思っている。

クルーズ船乗員の不安感は長崎市民の比ではない

私も1月にそれっぽい風邪を引いた。機会があったので6月に抗体検査を受けてみたが、陰性だった。


そもそも世界中で第2波だの第3波だのが起こっているが、何故こういう波が起こるのか。明確な理由を示す専門家はいない。

一番有力な仮説として私が納得できるのが、1度罹患してできた免疫が3ヶ月位で切れて、また罹患する。2回目以降は1度罹患しているので、体がウイルスへの対処方法を覚えていて、無症状で終わるか軽症で済む。これを3ヶ月位おきに繰り返すので、回を重ねるごとにピークは低くなり、山の裾野は広くなる。

何で風邪を引くのかというと、体が弱っている時に、その辺にうじゃうじゃある通常のコロナウイルスに対する抵抗力をなくして、健康な時には何ともないのに、ウイルスに負けて発熱を起こしたりするのだ。

通常のコロナウイルスには日常的に接しているので、ウイルスが侵入してきても体が対処できる。新型コロナウイルスは新型だったから体が対処できずに重症化することがあったけど、もう体が慣れてしまえば、そのうち通常のコロナウイルスに対応するのと同じように対処できて、重症化しなくらる、という説がある。

アジア人が欧米人に比べて重症化しない、というのも、欧米に比べてアジアの方がコロナウイルスが沢山あって、それに普段から対処しているから、新型コロナが出ても重症化しなかった、という説明もある。


では長崎市ではどうなのか。ご存知の通り、今年のランタンフェスティバルの前までは中国人が山ほど街中を歩いていた。それで長崎市在住者が新型コロナに罹っていないはずがない。もう今年の1月には、長崎市内で新型コロナの第1波が起こっていたと考える方が自然である。

そして3ヶ月経って4月以降の全国的な流行期には、免疫が切れて新型コロナに多少罹る人はいても、他の地域よりは発症する人が少なかった、という解釈が成り立つ。

私の身の回りでも、去年の12月から今年の1月にかけて、新型コロナっぽい風邪にかかっていたという人は、結構いる。それに対し、4月以降新型コロナで陽性反応が出た人は、1人もいない。つまり、4月以降に比べて遥かに大きな新型コロナの流行が、もう1月には起こっていたのだ。

もちろん、1月に怪しい風邪を引いた人が新型コロナだったという証拠は何もない。抗体検査をしても、私のように3ヶ月も経てば消えるから、わからない。しかし新型コロナじゃなかったとしても、新型コロナっぽい風邪をひくことで、新型コロナへの対処方法を体が身に付けるのは同じことである。だから、長崎市では他の地域に比べて先に流行を済ませていて、世間では第3波と言っていても長崎では第4波になっていて、もう軽症無症状で済む人が大多数になっているのだ。


こんなの素人の仮説でしかないのだが、理屈としては成り立つ。専門家の意見を是非聞きたいものだ。


<追記>

知人の関東在住の内科医の話によると、もう風邪症状の十人ちょっとに1人は新型コロナ陽性だそうだ。新型コロナウイルスは、関東ではそこらに充満しているようである。

私の今回書いた考え方だと、長崎市内にはそれよりももっと広く新型コロナウイルスは充満している。こういう風邪のウイルスに対して、「絶対風邪をひかないように」と強力な感染対策を取る意味が、あるのだろうか。多くの人は、普通の風邪症状で治っているのに。



2020年11月10日火曜日

なぜ雲仙温泉は観光客にマスクを着用させたがる?

また雲仙温泉の悪口です。今回は手短に。

雲仙温泉は避暑地としての魅力向上を


日経新聞の記事で、私のゼミの後輩の和田寛氏の話が出ていた。

白馬を日本の宝に 官僚・コンサルからの転身

彼は白馬の再興で頑張っているのだが、記事から一文だけ引用する。

和田さんは「密にならずマスクを外せる環境があるリゾートの価値はむしろコロナで増す」と語る。

雲仙温泉は何を売りにすべきか、全くわかっていない。成果を出している所と、そうでない所の差が出ていると思う。

2020年10月22日木曜日

長崎県立図書館は自ら考える気がない

 ミライon図書館に行ってきた話を先日書いた。

ミライon図書館に行ってきた

上の記事に最後の方に、「今だにコロナ対策で座席を減らしている。いつまでこの措置を続けるつもりなのだろうか。これは、県民の学びの場を奪うことになっていると思わないのだろうか。」と書いたが、この件に関して図書館側から匿名で回答が来た。

最初に書いておくが、何故回答を出した担当者の名前を相手に伝えないのだろうか。質問者の個人情報は必須条件にしているくせに、回答者が匿名というのは、まあお上意識が強いというか。お上の言うことに庶民は黙って従えということなんだろう。お上はお上なので、誰が言ったのか、発言に責任を取る必要はないのだ。

何故座席を減らしているのかについては、国や県の通知や、公益社団法人日本図書館協会が策定したガイドラインに従っているからとのことだった。そう、自分の意思では決めていません、ガイドラインに従っただけです、という、責任逃れの回答でしかない。さすが長崎県教育委員会。自分の頭では判断しませんよ、ということを、強調されている。


そもそもガイドラインが正しいのかどうかについて、疑問を挟むつもりはないのだろうか。そりゃ国が決めたことですから、国に意見するなんてとんでもない、というのが県職員としての考え方だろう。長崎県の教育界は、そういう所ですよ。上に従え。長いものには巻かれろ。自分の頭を使うな。私もそういう指導を、18歳まで受けてきたから、よくわかる。

今のコロナ対策のように、未知の事象への対応であれば、時間が経つといろんなことがわかってきて、対策も変わるものだ。実際に、感染経路としては換気の悪い密室でのマイクロ飛沫が大きな原因であり、接触感染は少ないということわかってきたし、声を出さない場所では感染がほぼ起こらないということも、わかってきた。

図書館のように声を出さない場所で座席を減らす必要性は、あるのだろうか。そりゃ国の指針に従うことが重要で、理由について自ら考えるなんて、恐れ多くてやってはいけないことだというのが、長崎県の教育界では当然の考え方だということは、よくわかる。長崎市立図書館は座席を減らしていないと言っても、それは他の自治体のことであり、県が知ったことではない。ましてや県が下級自治体である市のやり方を参考にするなど、あり得ないことである。国の指針が変わらない限り、県のやり方が変わることなんて、絶対にないのが長崎県なのだ。


では図書館に対して国の指針は変わらないのか。変わらないだろうというのが、私の正直な気持ち。そんな面倒で緊急性の薄いことは、国としても後回しになる。

例えば映画館が定員どおり入れるようになったのも、民間からの強い要望が国に対して行われたからだ。映画館は客が入らないと採算が取れない。だから、入場客数を増やしても感染対策として影響がないと主張して、規制を緩和してもらって赤字を減らそうという動きが出る。

しかし図書館は、県民の学習の機会を奪うことに対して、何ら抵抗感がない。県民が賢くなると、長崎県のカースト最上位に属する県職員の権威が落ちて、困るのだ。私は特に緊急事態宣言が出て図書館が閉まって、研究活動に多大なる支障が出た。私のような在野の研究者にとって、研究拠点は公立図書館しかないので、そこが閉まると一大事なのである。そして私のような人間が研究活動を活発に行い積極的に発言すると、県職員や県知事が困るということは、このブログを読めばよくわかるだろう。だから、図書館の利用制限を続けることは、県職員にとってはメリットしかない。来館者が減ることで職員の給料が下がることもないので、仕事が減って給料は変わらないと、いいことづくめだ。


その後メールの回答が来ないので、私がここに書いた話は図星だったのだろう。何か反論があれば、きちんと回答して頂きたい。


(10/23付記)

図書館から回答が来ました。

回答者の名前は名乗れない、それだけです。

ううん、例えば電話で問い合わせをした時に、「お名前をお伺いしてよろしいでしょうか?」と聞いたら、この図書館は「答えられません」と言うのでしょうか?

いよいよ組織として、話になっていないようです。