新幹線開業に向け長崎駅周辺の交通網を再検討
新長崎駅の駅舎まで現在の駅前電停から歩かせる、というのが長崎市の方針だったが、平田副知事が動いたことにより、動く歩道付きの歩行者デッキで結ぶという方向になったようだ。
さらに、バスターミナルも現在地で改修するという。今の長崎市の計画では、待合室だけ室内でバスへの乗り降りは路上で行うことになっていた。それをちゃんと建物の中でできるようにするようだ。
平田副知事がやる気を見せていたのは知っていたが、まさかバスターミナルまでとは思わなかった。
あとは改札口を県庁舎側にも作らせられればいい形にはなるのだが、これはJRが新アミュプラザへ人を誘導したいということで難しいと、直接お会いした時に副知事本人が話していた。
我々のような市民団体がいくら動いても全く無駄だったことが、権力を持っている人がやれば、あっさりと動いた。副知事は選挙で選ばれた人ではないが、まともな思考力と実行力を持った人を権力者に据えないと地域はダメになるという、いい事例になりそうだ。
しかし田上市長は何を考えていたのだろうか。そういう人を市長に選んだのは市民なんだから、結果に何を言っても始まらない。